滑舌トレーニング アナウンサー編


アナウンサーのお仕事をされている生徒さん。
近畿地方よりお越しになります。



アナウンサーさんというお仕事柄、ニュースを読む場面が多く、
「される」や「された」など、ら行の連続の発音や、さ行との組み合わせが言いづらいお悩みをお持ちです。



「毎日ニュースを読むため、なんとか、滑舌を良くしたいです。」とのことで、滑舌トレーニング中です。



♕ お悩みの内容

レッスン当初、『昔から「らりるれろ」の発音は苦手で、ニュースを読む時に、大変言いづらく、なんとか直したいです。発音も「だ行」に聞こえるため、はっきりと発音したいです。』とのことでした。




♕ 生徒さんの症状

話して頂く間も、「らりるれろ」が「だでぃどぅでど」に近い音で発せられ、単音では違和感はありませんが、「られる」など、言葉が組み合わさると、「だでどぅ」に近い状態で聞こえる瞬間がありました。



言いづらさがあるため、口元にも力が入り、舌に余分な力が入っていることも、「ら行」の言いづらさを増している原因です。


アナウンサーの方へ行う滑舌練習方法」も併せてご参照ください。


♕ 改善のポイント

ら行の発音が楽にできるようになれば、口元の力は抜けるため、根本的にら行の発音を改善することが最優先。



ら行が言えない理由」の通り、言えない原因は、主に3つあります。



舌の形、舌先の位置の違い、アゴの開け方ですが、この3つをいかに克服するかで、ら行の発音が明瞭になるか、ならないのかが決まります。



「らりるれろ」が言えない原因で詳しくご説明しています。



♕ レッスン内容

上記3点を細かくトレーニングを行いました。ら行を改善するためには、「舌」が重要なのです。さ行との組み合わせに関しては、さ行自体に発音のし辛さが出ていたことによるものでしたので、「さ行」のトレーニングを行い、言葉のトレーニングも併せて行いました。



トレーニング後は、「舌の動かし方が分かりました。」「今の方が、先ほどよりも、舌が動きやすいです。」と「先ほどより」の「り」が明らかに鮮明になっていました。



ついつい、生徒さんの発音に耳がダンボになってしまいます。



そして、いつもよりも発音が楽になり、音が明瞭になった状態を固定して頂くため、
ご自宅でのトレーニングをして頂きました。



♕ 生徒さんの頑張りの成果

遠方ということもあり、練習の状態が心配でしたが、
お越しになった際、調子を伺うと、



「以前よりも、大分発音が楽になりました!ニュースの時にも、以前と違って、発音しづらい言葉が減ってきています。」とのこと!



素晴らしいです~!!



正しい位置でトレーニングが出来ていたこと、安心したとともに、
練習時間など伺うと、「仕事前に、最低1時間はしていました。」とのことで、生徒さんの頑張りに脱帽です。


流石アナウンサーさんです。



今回は、「舌」が安定した分、以前よりも、さらに多くの組み合わせなど、細かくトレーニングを行いましたので、明日からの仕事でも使っていただけるかと思います。



引き続き、滑舌トレーニングで苦手な組み合わせを克服して頂ければと思います。



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